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新客船建造を決定 2025年デビュー

新造船でぶー
(画像はイメージです)

当社は、2021年3月末にドイツの造船会社マイヤー ベルフト(MEYER WERFT)と新客船(51,950トン※)の造船契約を締結しました。※52,000トンへ改定(2022年11月時点)
2025年中に完成予定で、環境負荷軽減などのため3種類の燃料に対応するエンジンを中型客船で初めて搭載。最新の感染症対策設備を備えるほか、乗客1人当たりのスペースは世界でもトップクラスの広さを確保、これまで培ってきた和のおもてなしに最新のテクノロジーを加えた「飛鳥ラグジュアリー」を幅広い年齢層にご提供できると考えています。
新しい客船は、クルーズ本来の持つ優雅さと今の時代にあわせた自由度の高い旅を進化させ、より多くの方にクルーズを体験いただける機会を創造してまいります。

世界トップクラスのゆとりの空間

新造客船は、今後船内のデザインや仕様を確定させ、2023年にマイヤー ベルフトのドックで建造が開始され、2025年に引き渡しを受ける予定です。この日本船籍最大(発表時)のクルーズ船では、乗組員数をほぼ維持したまま、乗客定員を「飛鳥Ⅱ」の85%程度に絞ることで、よりお客様に寄り添ったサービスをご提供し、快適な船内空間を実現します。
また、全ての客室にバルコニーを配し、飛鳥Ⅱでも人気の施設である展望露天風呂を設置するなど、ゆったりと流れる至福の時をお楽しみいただけます。

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環境にもさらなる配慮を

環境負荷低減が新造船の基本コンセプトの1つで、LNG燃料(液化天然ガス)に対応することが大きな特徴です。また寄港する各港湾事情に対応し多彩な航路を実現するため、LNG燃料(液化天然ガス)に加えて低硫黄燃料、ガスオイル燃料の計3種類の燃料に対応したデュアル・フューエル・エンジンを搭載します。これは中型客船(5~10万トン)では初となります。また停泊する港によっては陸上電源の供給を受けるほか、投錨なしで船の位置の制御を可能にするD.P.S(ダイナミック・ポジショニング・システム)を採用し、海底植物等の損傷の最小化に努めます。いずれも日本のクルーズ船では初で、最新鋭設備を搭載した革新的なエコクルーズ船を目指します。
感染症対策としては、100%外気取り込み方式の換気システムを装備、高性能フィルターやイオン殺菌装置、タッチレス対応エレベーター等の設置を予定しています。

イメージ(写真は「飛鳥Ⅱ」)

なお、新客船の建造費用は、当社の株主でもある、アンカー・シップ・パートナーズ株式会社の船舶投資ファンドで調達し、多数の日本の地方銀行様等が参画されオールジャパンでこの新しい客船の建造を支えていただいています。
当社では、「飛鳥クルーズ」を通して日本各地の魅力を紹介し「地域の皆さまと地方創生」への取組を推進するとともに、世界一周などの航海を通じクルーズ文化の未来を築いてまいります。

今後、船名の発表やインテリアデザインのご紹介など新たな情報を当社ホームページ等にて随時発信してまいります。


【造船会社マイヤー ベルフトについて】


1795年設立。創業225年を超える老舗の造船会社で、所在地はドイツのパペンブルク。
クルーズ客船、LPG船、LNGタンカー、フェリーなどを建造しています。LNG燃料対応のクルーズ客船建造を含む客船建造の実績は51隻にのぼります(数字は同社ホームページより参照)。


【新造客船概要 主要項目比較】


【用語解説】

・LNG燃料:硫黄成分をほぼ含まず窒素酸化物や二酸化炭素の排出も軽減する化石燃料の中では環境にやさしい燃料。
・低硫黄燃料:大気汚染につながる硫黄酸化物の排出規制に対応する硫黄分の少ない燃料(0.5%以下)。
・ガスオイル:大気汚染につながる硫黄酸化物の排出規制に対応する硫黄分の少ない燃料(0.1%以下)。
・デュアル・フューエル・エンジン:油とガスを燃焼可能なディーゼル機関。新造船は、低硫黄燃料とガスオイル、天然ガスの三元の燃料を燃焼できるようになっている。
・D.P.S (ダイナミック・ポジショニング・システム):GPSや光ジャイロコンパスなどのナビゲーション・システムからの情報を基に、POD推進装置やバウスラスタを自動制御して、方位や船位を自動制御する装置。また、本船においては、風や波浪の情報を検知して、最小限のエネルギーにて停船させるような省エネ・アンカーレス機能も装備されている。


 新造客船 特設サイトはこちら >> 

※掲載の情報は2021年3月時点のもので、内容及びイメージは変更・中止となることがございます。

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