明日は、サラーラ上陸日である。シンガポールからの長い航海であった。しかし、飛鳥の皆さんは少しも退屈しない。各教室、催事が毎日目白おし、退屈している暇はない。身体がいくつあっても足りないぐらいと言っている。 社交ダンス、気功、囲碁、フラダンス、おりがみ、お手玉と剣玉、短歌、国際信号旗、写真、コントラクト・ブリッジ、生け花のコサージュ作り、ウクレレ、ディスコ、ヒエログリフ、お手玉作り、ワイン、ぬり絵、かんたん英語、盆踊り、カジノ、紙飛行機など、選ぶのに迷うと皆さん。上の写真は、短歌教室の情景である。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」