仏領ポリネシアのモーレア島へ向けて今まさに大海原を東へ航行中の飛鳥IIは、きょうで就航9周年を迎えました。記念すべきこの日の午前中、初代飛鳥で指揮を執った幡野キャプテン(上左)と、飛鳥IIの小久江キャプテン(上右)の対談「新旧キャプテンよもやま話」がギャラクシーラウンジで開催されました。 対談は台本なしのぶっつけ本番。幡野キャプテンはかつて採用担当だったそうで、小久江キャプテンはその大先輩に「そもそもキミを採用すべしと手を挙げたのがこの僕だったのを、ちっとも覚えていないだろう」と壇上で突然言われてもうタジタジ。客席に大きな笑いと拍手の渦が広がっていました。 小久江キャプテンの旅人歴など意外な裏話にもお客さまは大満足。そんな楽しい空気をそのままに、昼には珊瑚礁が美しい小島を望み、晩には9周年を祝うデッキディナーで盛り上がりました。
著者紹介 高橋 敦史 旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年世界一周クルーズより「飛鳥Ⅱ」の写真教室講師を務め、以後ロングクルーズに乗船している。 上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。