フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

熱烈歓迎、初寄港の石巻

緯度:N 38度 24分

経度:E 141度 17分

天気:曇り

気温:17.0度

速度:9.9ノット


海域:太平洋

寄港地:石巻

0610-01

早朝の石巻沖は一面真っ白の濃霧。飛鳥IIはいわゆる「霧中信号」で1分おきに汽笛を鳴らしながら、ゆっくりと港へ進んで行きました。少しのあいだ見合わせたものの、ほどなく無事に入港できました。石巻は初寄港でもあり、岸壁では地元の方々が大漁旗を振ったり高校生がブラスバンドの演奏をしてくれたりの大歓迎。

あの津波から6年が経った今でも石巻の風景の半分には建物がなく、爪痕もまだ各所に見えますが、それでも地域の復興は一歩ずつ進んでいます。瓦礫はなくなり、新しいお店が出来始め、今月末には「いしのまき元気市場」という新鮮な魚介の販売やフードコートが入った観光施設もオープンします。

高台の日和山公園(写真下2点)から眺めると、海山の自然に恵まれた土地柄がよく分かります。復興に携わる地元の方に伺うと、「遠慮せず、ぜひ皆さんには観光に来て欲しいんです」。飛鳥IIのお客様も思い思いに街を歩いて、海産物などのお土産を買ったり、地元で人気の海鮮料理店でのランチを楽しんでいたようです。

0610-02

0610-03

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

最高の船旅(世界一周クルーズ他)をあなたに 飛鳥クルーズPAGE TOP