バミューダに向けて、大西洋の真ん中を6日間航海する。地中海で上陸が密であったから、ほどよい休息タイムである。でも、催しものや教室が目白押し。今日はその一つ、アトランティック・ディナーである。 大西洋を召し上がれ、ということ。船長以下オフィサーはもちろん、厨房のみなさんも総出で、11デッキは満員となった。マグロの解体ショーがあり、大きな人の輪ができた。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」