フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

クジラやシャチが出迎えるオホーツク海

緯度:N 46度 13分

経度:E 149度 41分

天気:晴れ

気温:8.0度

速度:13.0ノット


海域:オホーツク海

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ0615-01

飛鳥IIは今朝早くにウルップ島北東の小島を回り込み、オホーツク海へと入りました。ちょうどこのあたりが今回の「日本一周グランドクルーズ」の最北点になるのだと、増山キャプテンが朝の放送で教えてくれました。濃霧の昨日と違い、きょうは晴れ間も広がるまずまずのクルーズ日和です。

午前中にはウルップ島(写真上)、午後からは択捉島が左舷にずっと見えました。残雪の島影を望む屋外デッキは肌寒く、冬用コートや手袋を引っ張り出してちょうどいいくらい。寒いけれども写真左下のシャチや、潮を吹くクジラの姿もたびたび見えました。海洋生物の多い豊かな海を航行していると実感できます。

船内行事では右下、佐治晴夫先生の講演「星のかけらの私たち ―ビッグバンからあなたまで―」が満員御礼の盛況。宇宙138億年の歴史を365日になぞらえると「人間の一生はわずか0.2秒しかない」のだそうです。自然や宇宙の壮大さ、それに対する人間の小ささを思わずにはいられない、終日航海日のきょうでした。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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