フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

ネイチャーガイドと利尻島の森を歩く

緯度:N 45度 15分

経度:E 141度 15分

天気:晴れ

気温:13.0度

速度:11.8ノット


海域:オホーツク海

寄港地:利尻

フォトエッセイ0618-01

飛鳥IIはオホーツク海から宗谷岬を回り込んで日本海に入り、今朝7時、利尻島の鴛泊(おしどまり)港沖に錨を下ろしました。海と空の青に囲まれた島には「利尻富士」の異名をとる利尻山がそびえ、その中腹には横一直線に雲が湧きあがっていました。きょうは今航最初の錨泊。上陸にはテンダーボートを使います。

さて、きょうの筆者は「ネイチャーガイドと歩く利尻島自然散策」にご一緒してみました。美しく裾野を広げる利尻山。その麓には豊かな森や湿原が広がっています。森の中の緩やかな坂道をゆくと、その先には「日本名水100選」のひとつの甘露泉水(写真右下)が。コップに汲んで一口飲むと、ひんやり澄んだ美味しさでした。

島南部では南浜湿原(同左下)を散策。ここは海辺の低地にあるのにミズゴケの発達した「高層湿原」だそうで、国内では珍しく学術的にも貴重な場所だと聞きました。白くて可憐なエゾイソツツジ、ワタスゲ、ツルコケモモなどの花々が木道の脇に点々と咲いていて、どなたも熱心にガイドさんの解説に耳を傾けていました。

フォトエッセイ0618-02

フォトエッセイ0618-03

著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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