今回の日本一周グランドクルーズは35日間で19もの港に立ち寄る、実に寄港地の多いクルーズです。各港ごとに魅力的なツアーがさまざま用意されていて、きょうの伏木港で言えば、黒部峡谷、白川郷など各所へのツアーが催行されました。が、ここでは敢えてツアー以外の楽しみ方をご紹介しようと思います。
街から離れた港でしばしば用意されるのが「シャトルバス」。きょうは伏木港と「新湊きっときと市場」を結んで走ります。そのバスで市場へ行くと、文字通りのきっときと、つまり新鮮な魚介を売っています。しかもわずかな追加料金でその場での調理もOK。皆さん思い思いに市場を楽しんでいたようです(写真上)。
そして筆者はさらにそこから歩いてすぐの、アジサイが彩る東新湊駅から路面電車の万葉線で高岡へ。乗り合わせた飛鳥IIのお客様とともにしばしの車窓観光を楽しみました。空模様こそあいにくでしたが、千本格子の家が連なる金屋町(同右下)や土蔵造りの町並みが続く山町筋を歩き、昔町高岡の旅情を堪能してきました。