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フォトエッセイ

Cruise:2017年日本一周グランドクルーズ(36)

特典ツアーで花咲くハウステンボスへ

緯度:N 33度 10分

経度:E 129度 44分

天気:晴れ

気温:28.5度

速度:14.7ノット


海域:-

寄港地:佐世保

フォトエッセイ0630-01

飛鳥IIは両舷に陸地が迫る狭い水路で舵を左右に切りながら、朝8時に佐世保港に入港しました。佐世保は客船の寄港地としてもお馴染みですが港の眺めは賑やかで、多数の自衛艦や海上保安庁の巡視船が係留され、フェリーや漁船も行き交います。きょうは本航2度目の特典ツアーでハウステンボス(あじさい祭)に出掛けてみました。

港から30分ほどバスで揺られて現地へ着くと、写真の通り、さっそく花々が咲き誇るオランダの風景が。ここまで日本海沿岸で見てきた和の景色から一転して実に華やかです。石畳に煉瓦の建物、風車に運河……。天気も予報に反して午前中は見事な青空で、汗が滲む暑さ。ついに長袖が片づけられる南国に来たと実感しました。

園内では、特典ツアーの目玉である「あじさい祭」が催され、小径を埋めるあじさいも皆さま堪能されたことでしょう。その後、飛鳥IIに戻ったあとには台湾に向けての出国審査が船内でありました。出航は定刻通りの午後5時。入船(いりふね)で接岸していた飛鳥IIは180度回頭し、夕暮れの水路を通って湾の外へと出てゆきました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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