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フォトエッセイ

Cruise:2010年世界一周クルーズ(107)

「セントジョンズ」

緯度:N 17度 7分

経度:W 61度 51分

天気:くもり

気温:32度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:セントジョンズ

今日の寄港地セントジョンズは、イギリス連邦に所属しているアンティクア・バブーダの首都である。
イギリス王室も来島されるとか、品のよい南の島の街である。
タクシーで40分ほど、島の反対側に行くと、有名なネルソン提督ゆかりの造船所の遺構がある。当時、植民政策の遂行のためには、優れた艦船の維持が不可欠であったろう。どっしりとした造船所の石組みは、ネルソンの意気込みをうかがわせる。

著者紹介

小泉 澄夫

1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。
「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。

■著書
「世界遺産ビジュアルハンドブック」

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