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フォトエッセイ

Cruise:2010年世界一周クルーズ(107)

「パナマ運河」

緯度:N 9度 6分

経度:W 79度 41分

天気:くもり

気温:28.5度

速度:4.7ノット


海域:パナマ運河

寄港地:パナマ運河

皆さん、今日は早起きされた。午前中は、中ほどの湖に向けて、堰(げん)を3つ通過する。そのあとは湖を航行する。
午後の下りは、堰を2つ通過して、太平洋に出る。
湖には、水の備蓄のための予備的湖もある。落水のための堰もあって、水の力の応用は周到に考えられている。
水の淵源は雨水とのこと、多降雨地帯なればこその施設といえる。
現在、第二のパナマ運河を掘削中で、2014年完成とのこと。経済がグローバル化するにつれ、物資の運送量も増加するはずだ。大規模化する、第二のパナマ運河は、文明の発展に信じられないほどの貢献をするだろう。

著者紹介

小泉 澄夫

1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。
「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。

■著書
「世界遺産ビジュアルハンドブック」

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