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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

ペナン島に到着

緯度:N 5度 25分

経度:E 100度 21分

天気:晴れ

気温:33.0度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:ペナン

いよいよペナン島に近付いてくると、島で最も高いビルディング「コムター」と、有名なコロニアルホテルの「イースタン&オリエンタル」が見えて来ます。隣のご婦人が「昔からある有名なホテルはどれかしら?」と私に尋ねるので、指で示したところ感慨深そうに眺めていらっしゃいました。聞けば、40年前に宿泊したことがあるというお話で、おそらく当時のことを思い浮かべていたのでしょうね。
ペナン島は、18世紀末にイギリスの植民地となり、プリンスオブウェールズ島という名称に改められると、街はジョージ3世にちなんでジョージタウンと名付けられました。当時の面影や痕跡は、今も街のいたるところに残っていて、色褪せた建物が連なる裏通りを歩くと、19世紀頃にタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまう、そんな素敵な街です。
夜になると、ペナンのローカルショーがギャラクシーラウンジで行われ、マレーシアの伝統衣装を着た男女が、いまどきのポップなリズムに乗って、元気いっぱいのダンスを披露してくれました。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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