船上生活にだんだん慣れてくると、何不自由なく過ごしていることが当たり前のようになってくるわけですが、実はその裏で色々なことが行われていて、例えば、毎日何げなく使用している水、飛鳥Ⅱの船内では、毎日600トンという膨大な量が海水から作られているそうです。600トンというのはドラム缶にするとだいたい3千本ということで、我々がいかにたくさんの水を消費しているかがわかります。早速今日から節水を心がけようと思いました。
夜には、ギャラクシーラウンジで演芸会が開かれました。まずは、太神楽曲芸師(だいかぐらきょくげいし)の翁家勝丸さんが、お笑いトークを交えながらの曲芸を披露します。これが実に楽しく、曲芸の技も確かで素晴らしいものがありました。というのも、船というのは常に揺れていて、その不安定な中で芸を行うのはとても困難だからです。そして、いよいよ真打ち登場。古今亭志ん彌師匠のお話は、先日のコーチンに到着した時のエピソードから始まり、最後はちょっぴりお色気のある内容で締めくくられました。