7月4日の昨日は、アラスカ州第2か所目の寄港地、スワードに上陸した。ここは、アラスカ州内陸部への物資陸揚げ地の一つである。 オプショナルツアーの湾内クルーズは人気があり、参加者が多い。クジラ、シャチ、ラッコ、アザラシ、希少種の鳥などが見られるからである。岩場に憩うアザラシの一家を見て、皆さんは歓声しきり。
著者紹介 小泉 澄夫 1934年生まれ。写真家、日本写真芸術学会会員、世界遺産フォーラム主宰。 「日本人の心」をテーマに風景写真を30年以上撮り続けている。ここ15年は、ヨーロッパ・北米大陸・中国を中心に世界各地の世界遺産の写真撮影や、講演活動、執筆活動を行っている。本フォトエッセイの連載は「2008年オセアニア・グランド・クルーズ」以来の2回目となる。 ■著書 「世界遺産ビジュアルハンドブック」