万一の非常事態に備えて、避難訓練を行いました。乗客、スタッフ全員参加です。短音7回、長音1回の非常ベルが鳴ると、客室に備えられた救命胴衣を着用してボートステーションに集合します。自分がどのボートに乗るのかは、救命胴衣に番号がプリントされているので迷うことなくスムーズに、各自ボートに集合することができました。 各ボートには艇長と助手がついていますので、とても心強いです。艇長によると、救命胴衣は体格のいい男性でもちゃんと浮くことができるそうで、とても安心です。救命ボートの大きさは3種類ありますが、どのボートも乗客人数に余裕をもって乗ることができます。中には水と非常食も積んであります。 救命胴衣や救命ボートを使うことにはなりたくありませんが、しっかりと安全が守られていることを実感できる避難訓練でした。
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。