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フォトエッセイ

Cruise:2011年オセアニアグランドクルーズ(75)

「船上から星を眺めよう」

緯度:N 24度 9分

経度:E 141度 25分

天気:晴れ

気温:20度

速度:14.4ノット


海域:北太平洋

寄港地:航海中

今回のクルーズでは、いくつか興味深い講演が開催されます。
本日は、元水産高校校長の石橋正先生の講演「北天の星を覚えよう」です。
会場となったハリウッドシアターは、講演時間になるとほぼ満員になる大盛況ぶり!
乗客のみなさんの星に対する興味の深さが伺えます。
石橋先生は、この時期に赤道付近から見るのに最適な、オリオン座や冬の第三角形、南十字について教えて下さいました。中でも印象に残った星は、オリオン座の一等星である「ベテルギウス」。明るい星であることは知っていましたが、直径は何と太陽の約1000倍あるそうです(先生の資料より)。
また、ベテルギウスが「巨人の脇の下」と呼ばれているのは、神話に出てくる巨人の狩人の脇の下にある星だからと教えて下さいました。先生自らが巨人の狩人のポーズを真似して下さったので、とてもわかりやすく、また時折笑い声も聞こえる楽しい講演でした。
最後に、石橋先生おすすめの星を見る絶好の場所を教えて下さいました。それは、11デッキの一番前!照明の影響が少なく暗い場所なので、星がきれいに見えるそうです。今日の夜から、星好き達が集う場所になることでしょう。

著者紹介

朝比奈 雄太

1971年生まれ。静岡県出身。
高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。
出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。
撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。


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