海峡の最も狭い場所にあるチャナッカレの町が近づいてくると、中村キャプテンから「左舷側にトロイの木馬が見えます。」というアナウンス。デッキに居た皆さんが一斉にそちらの方を向きますが、逆光で肉眼はおろか双眼鏡でもなかなか見つけることが出来ません。ここのトロイの木馬はいわゆるレプリカで、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」の撮影で実際に使われたものだそうです。
午後は、写真教室の後に谷岡清先生の講演がありました。今回は次の寄港地ミコノスとアテネの話で、パルテノン神殿の70メートルある床が、両端から中央部にかけて14センチほど高くなっているという話を聞き、実際にその場で確認してみようと思いました。