きょう1月28日は待ちに待った飛鳥II「2018年オセアニアグランドクルーズ」の出航日。例年にも増して寒さ厳しい真冬の日本をつかの間離れ、39日の日程で温暖な太平洋の寄港地を巡ります。お客様は午前中に乗船を済ませていて、レセプション前や廊下ではすでに馴染みのお客様同士、お客様とクルーたちとの会話に華が咲いています。外は曇り空ですが船内の雰囲気は華やかです。
ターミナル屋上では楽団の演奏やキャプテンへの花束贈呈といったセレモニーも。その後、7デッキプロムナードデッキでのセイルアウェイパーティーでは色とりどりの紙テープがお客様に配られました。出港時のお約束「紙テープ投げ」は筆者も過去に度々目にしていますが、今回は特にうまく行ったようです。風のない穏やかな条件だけに、半信半疑で投げたつもりが見事にターミナル側のお子さん・お孫さんに届いたり。
「おばあちゃん、あんまり引っ張っちゃダメだよ〜!」なんていう、男の子の声も聞こえて来ました。定刻の午後2時に飛鳥IIはお見送りの方々と日曜日の人出で賑わう岸壁を滑るように離れ、先導のボートに従って横浜ベイブリッジをくぐります。浦賀水道から外海へ出ると進路を西へ。関西方面からのお客様をお迎えするべく、明日の神戸に向かって航行しています。