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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

ドブロヴニク

緯度:N 42度 40分

経度:E 18度 5分

天気:晴れ

気温:20.0度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:ドブロヴニク

朝7時、飛鳥Ⅱがドブロヴニクに入港すると、これまでの寄港地とは違い森の香りが漂っていました。山が近いからでしょうか。
「アドリア海の真珠」と謳われるドブロヴニク旧市街は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されますが、1991年のユーゴスラビア紛争で壊滅的な被害を受け、現在の旧市街は戦後に復元されたものです。そのせいか、街中は整備が行き届いていて、他の旧市街地より歩きやすく感じました。
街を歩いた後は、ロープウェイでスルジ山の山頂へ向かいました。山頂のカフェで暫く休んでいると、となりの山から黒い雲が現れ、そのうちに雷鳴も聞こえてきます。慌てて旧市街まで引き返しますが、途中ポツリポツリと雨が落ちて来て、最後は土砂降りになってしまいました。商店の前で雨宿りをしていると、小さな子供が仲良く相合傘で通り過ぎて行きます。今回のクルーズは、これまでずっと好天に恵まれてきましたが、とうとう11番目の寄港地ドブロヴニクで雨となりました。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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