「アドリア海の真珠」と謳われるドブロヴニク旧市街は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されますが、1991年のユーゴスラビア紛争で壊滅的な被害を受け、現在の旧市街は戦後に復元されたものです。そのせいか、街中は整備が行き届いていて、他の旧市街地より歩きやすく感じました。
街を歩いた後は、ロープウェイでスルジ山の山頂へ向かいました。山頂のカフェで暫く休んでいると、となりの山から黒い雲が現れ、そのうちに雷鳴も聞こえてきます。慌てて旧市街まで引き返しますが、途中ポツリポツリと雨が落ちて来て、最後は土砂降りになってしまいました。商店の前で雨宿りをしていると、小さな子供が仲良く相合傘で通り過ぎて行きます。今回のクルーズは、これまでずっと好天に恵まれてきましたが、とうとう11番目の寄港地ドブロヴニクで雨となりました。