フォトエッセイ

Cruise:2018年オセアニアグランドクルーズ(22)

洋上のガラスアート教室

緯度:N 18度 57分

経度:E 143度 42分

天気:晴れ

気温:26.8度

速度:16.4ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20180201-1

昨夕までは「半袖はまだちょっと気が早かったかな」と思いましたが、だいぶ南下したのか、今朝の天気はいきなり夏の様相でした。朝の時点で外気温27度。空も次第に晴れ間が増えてきて、お昼ごろには強い日差しと青い海、青い空が飛鳥IIの周囲すべてを囲んでいました。そんな絶好の船旅日和のきょう、筆者は明るい日差しが差し込むコンパスルームのガラスアート教室を覗いてみました。

教えてくれるのは尾崎稔成先生。昨日オリエンテーションがあり、予約した方のみが参加する少人数制の教室です。今回の教室のテーマはテラリューム。あらかじめ三角形や四角形、台形などに切られたガラス板を銅のテープで縁取り、それを半田づけして立体へと組み立ててゆきます。慣れない作業ではあるものの、先生にいつでも気軽に聞ける距離感が安心です。

お客様のおひとりは、ディナーの席がたまたま尾崎先生と近かったのがご縁で今回の教室に参加されたとか。船上での楽しい偶然のひとつでしょう。そして手元の作業が進むと皆ついつい無言になってしまうのですが、「何だかカニを食べてる時みたい」と誰かが言ってはひとしきり笑い、再び作業に戻ります。和気あいあいの創作のひとときが、そこにはありました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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