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フォトエッセイ

Cruise:2018年オセアニアグランドクルーズ(40)

オークランド1日目

緯度:S 36度 50分

経度:E 174度 46分

天気:曇り

気温:26.2度

速度:13.4ノット


海域:-

寄港地:オークランド

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水先案内人を乗せたタグボートを撮影しようと少し早めにオープンデッキに足を運ぶと、先客のお客様が何やらざわついている様子。前を見ると遥かタグボートの後ろに大きな虹がかかっているではありませんか! 「今日はいいことありそうだねえ」とお客様と談笑しながら、その後徐々に近づいてくるオークランドの街並みをずっと眺めていました。

入港したプリンセスワーフが位置するのは街の中心部。徒歩圏内にショッピングスポットが軒を連ね、ここオークランドでは自由行動を楽しまれたお客様も特に多かったのではないでしょうか。筆者は飛鳥IIから街のシンボルであるスカイタワーがよく見えたことが気になり、もしや?と日没を狙って地上220mにあるスカイタワーの展望台へと出掛けました。

果たしてその読みは大当たり! ビル群の先に飛鳥IIを見つけました。他国からの観光客に混じって美しい街夜景の一部となった飛鳥IIを眺めていると、人知れず誇らしさを覚えてしまいます。そのままレストランやバーがひしめくウォーターフロントを冷やかし歩き。日中のほとぼりの冷めた潮風が心地よく、オークランドの夜は遅くまで盛り上がりを見せていました。

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著者紹介

永島 岳志

1980年、埼玉県生まれ。システム開発会社勤務後、アジア放浪を経て写真雑誌の編集者へ転身。「旅写真」「デジタル写真生活」の編集に携わる。その後、アジア~ヨーロッパ~アフリカ大陸のバックパッカー周遊、北米大陸自転車横断を経て帰国。現在はフリーランスとして旅や写真、カフェ雑誌などの分野を中心に活動中。

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