夜半過ぎに行われた時刻改正はこれまでとは逆の後進。明日夜にも再び時刻を遅らせるそうで、これからは徐々に日本に近づいていくのだなあと実感が湧いてきます。日中は佐治晴夫さんの第2回講演やタガログ語教室などが開催されましたが、今日は特に普段とはひと味違う“夜の部”がポイント。まずは「美ら唄海流」と題された琉球音楽ライブのあるパームコートへ。
ステージ上に立つのはフィリピン人バンドのナマナに三線担当の増田アシスタントクルーズディレクターが加わったスペシャルバンド。「沖縄出身の方々もいらっしゃいますのでどうぞお手柔らかに」と謙虚に演奏が始まりましたが、あっという間に会場は大盛り上がり。我も我もとステージ前で踊りだす賑やかで楽しい時間となりました。
その足で向かったのは佐治さんの解説による星空観測会。あの佐治さんにとっても5指に入るという恵まれた条件で、南十字星や天の川も肉眼ではっきり! 筆者は流れ星も観測できました。星空解説もさながら第3回の特別講演といった充実ぶりで、参加されたお客様は熱心にその話に耳を傾けながら満天の星空を思い思いに眺めていらっしゃいました。