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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

ワイン講座とパシオン・エスパニョーラ

緯度:N 40度 0分

経度:W 9度 44分

天気:晴れ

気温:16.0度

速度:8.6ノット


海域:大西洋

寄港地:終日航海日

飛鳥Ⅱはイベリア半島西岸の沖合を北へ航行中です。
そんな中、玉村豊男先生による講演「ワインの世界~スペインとポルトガルをめぐって」がハリウッドシアターで開かれました。中央アジア原産のぶどうが地中海沿岸に広まり、保存食としてワインが造られるようになったという話。そこからどのようにして今日のワイン文化が築かれていったかということまで、ワインに目がない私にとっては、とても興味深い内容でした。
夜は、ギャラクシーラウンジで、ナンシー・ルース・トリオ・パシオン・エスパニョーラの2回目のコンサートが行われました。今夜も、透き通るような美しい歌声のナンシーさんと、スパニッシュギターのルイスさん、そして、パーカッションのパキートさんというメンバーです。今回は、ナンシーさんが「涙そうそう」を突然日本語で歌い始めると、皆さんも一緒に合唱したり、後半にはアスカ・オーケストラも加わって、本当に素晴らしいステージとなりました。
午後8時、デッキに出てみると、まだ十分に日が高く、海面が黄金色に輝いていました。今日の日没時刻は21時56分、ヨーロッパ西部の夜はこれからです。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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