フォトエッセイ

Cruise:2016年日本一周グランドクルーズ(35)

自然の恵みともう一つの歴史

緯度:N 44度 1分

経度:E 144度 17分

天気:

気温:14度

速度:13.9ノット


海域:オホーツク海

寄港地:網走

庁舎内では、明治時代の囚人の貴重な歴史を紹介している。
朝8時、網走港入港。
知床五湖・ワッカ原生花園他、たくさんのオプショナルツアーが用意されていたが、私はシャトルバスで「天都山展望台・オホーツク流氷館」に行った。館内では「流氷幻想シアター」が、網走の四季と自然の営みを教えてくれる。屋上テラスで4つの湖と広大な景色を見渡すことができる。冬季ならおそらく酷寒の海、流氷の厳しい世界が覗き見られたかもしれない。
その後雨の中、自然歩道を下る。あちこちに見慣れない花に出逢い、いかにも手作りの小さな牧場には、2頭の馬が遊んでいた。約30分の散歩に満足感を味わいながら網走監獄に着いた。
明治23年に造られた網走刑務所は、建築技術の粋を集めた文化財の宝庫である。
庁舎内には、明治時代の北海道のうち、とりわけ気象条件の厳しかったオホーツク海沿岸は、囚徒が切り開いたとされる、その貴重な歴史の一端が紹介されて、私は今回この網走を訪れ、今まで知らなかったもう一つの歴史を鑑み、開拓に携わった人々の思いを痛感することができた。

明治23年に造られた網走刑務所は、建築技術の粋を集めた文化財の宝庫である。

自然の恵みともう一つの歴史

著者紹介

藤尾 次郎

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