フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(81)

影がなくなる日

緯度:N 4度 55分

経度:E 106度 27分

天気:晴れ

気温:30.0度

速度:15.1ノット


海域:南シナ海

寄港地:終日航海日

フォトエッセイ20180401-1

横浜を出港して1週間、暦は4月に変わりました。日本では桜が各地で見頃を迎えSNS上にもたくさんの投稿があるようですが、飛鳥IIの船上はすっかり夏の気候です。それもそのはず、きょうは「影のなくなる日」。太陽が完全に真上にくるというこの現象は北回帰線から南回帰線の範囲でのみ起こる現象で、日本では決して遭遇できません。

太陽が真上に来たのは12時50分ごろ。船内放送を聞いたお客様が続々とプールでっきサイドに集まってきました。ペットボトルを置いて影がまったくないのに驚いたり、両手を広げて自分の真下に落ちる影を確認したり。ここぞとばかりに写真を写す方も多くいらっしゃいました。それにしてもデッキ上の日差しは強かったですね。

そしてその日差しに負けない熱気でここ数日の船内を盛り上げているのが青春ポップス教室。きょうは最後の発表会で、歌手の今陽子さんも駆けつけてくれました(写真上)。前日のステージで「皆さん、ステップも手拍子もまだまだできるはず!」と仰っていたせいでしょう、きょうのお客様のそれは昨日までの2倍、いやそれ以上のパワーが感じられました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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