朝方、右舷にインド領ニコバル諸島の大ニコバル島を望みつつ、飛鳥IIはアンダマン海からベンガル湾へと進んできました。このあとは海運の常用航路を交差するように行くそうで、キャプテンの放送では「行き交う貨物船やタンカーがよりよく見えるはずです」との案内がありました。西行きは空荷、東行きは満載で船体が沈み込んでいるものが多いとか。
船内ではきょうも午前中から各種教室が目白押し。回を重ねて熱気を帯びてきた教室が多いように思います。これが日常となりつつあるのを実感しながらも、決して飽きることがないのも船上生活の魅力。ほどよいタイミングでやってきた今宵いちばんのイベントこそが、写真上、プールサイドでのアジアンデッキディナーです。
上海焼きそばや仔豚の丸焼き、ホタテなどをビュッフェ形式で楽しみます。ステージ上での演奏にはサプライズでコーラス教室の髙畠伸吾先生、高橋健介先生も登場(写真左下)。圧巻の声量がプールデッキを包みこみ、大きな拍手が巻き起こっていました。また、優秀クルーの表彰もあり(同右下)、飛鳥IIのやさしさに満ちた一面を実感できる夜でした。