飛鳥クルーズは今年、就航20周年を迎えます。それを記念して、シドニー・タウンホールでコンサートが開かれました。 このホールは、シドニーを訪れたことのある方ならば誰もが知っているランドマーク的な存在です。歴史を感じさせるヴィクトリア様式の建物で、パイプ数約9000本を誇る世界最大級のパイプオルガンが設置されていることで有名です。 そんな由緒正しいホールを貸し切って行われた盛大なコンサートは、増山船長の挨拶に始まり、初代飛鳥就航以来、勤続しているパイオニアクルーの表彰式へと移ります。そして、メインイベントのコンサートに。指揮者スティーブ・ワトソン氏を中心とし、今夜のためだけに構成されたオーケストラによる演奏です。 音楽や歌声をお伝えすることはできませんが、これから私たちがシドニーのことを思いすたびに頭にメロディが流れてくるような、そんな素晴らしいコンサートでした。
著者紹介 朝比奈 雄太 1971年生まれ。静岡県出身。 高校卒業後、東京綜合写真専門学校に入学。 在学中より、フリーカメラマン藤尾真琴に師事。 1994年よりフリーランスのカメラマンとして独立。 出版社マガジンハウスより業務委託をうけ、雑誌写真を中心に活動範囲を広げている。 撮影対象は人物、料理、旅行取材等、多岐にわたる。