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フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

コーラス教室発表会

緯度:N 10度 0分

経度:E 64度 47分

天気:晴れ

気温:30.5度

速度:15.6ノット


海域:アラビア海

寄港地:終日航海日

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次なる寄港地は、モルディブから中3日で到着するオマーンのサラーラ。3日間の終日航海の2日目、きょうも飛鳥IIは晴天のもと順調に西へと航行しています。「綿雲や入道雲がぽっかり浮かぶインド洋から、次第に空全体が霞んだような天気が多いアラビア海へと入ります」と小久江キャプテンから聞いたせいか、雲の様子が変わったようにも感じます。

どこかのんびりとした空気が漂う終日航海日。午後にはこのクルーズ初となる「ASUKAオークション」が11デッキ前方のパームコートで催されました(写真右下)。船内通常価格から価格を下げるダウンオークション形式です。目玉のブルゴーニュ赤白セットをはじめ、スペインワイン、日本酒、鹿児島焼酎のセットなど多数が出品され、次々落札されてゆきました。

夕方の注目イベントはコーラス教室発表会。全8回の教室で習った第九などの成果を、およそ百数十名もの皆さんがアスカプラザに集って熱唱しました(同上)。指揮の高畠伸吾先生に向かう皆さんの姿は真剣そのもの。大きなひとつの渦が巻き起こったかのような歌声は実に素晴らしかったと思います。終わった後の皆さんの晴れやかなお顔もまた印象的でした。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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