フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

スエズ運河よもやま話

緯度:N 24度 47分

経度:E 36度 9分

天気:晴れ

気温:27.5度

速度:16.4ノット


海域:紅海

寄港地:終日航海日

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ロングクルーズのさなかには、時折、クルーが登壇して船の世界ならではの事情や裏話などを話してくれるイベントもあります。きょうはまさにその機会。通航を間近に控えたスエズ運河について、髙木スタッフキャプテン(副船長)と金子2等航海士が「スエズ運河よもやま話」と題し、カジュアルなクイズ形式で紹介してくれました(写真上)。

いま船がいる紅海は世界的な交通の要衝だけに、ひとたび海に目をやればタンカーや貨物船が行き交う姿が必ずあります。これが幅の狭いスエズ運河に至ると「ほぼ一方通行」になるとのこと。北行きと南行きがそれぞれ北航船団・南航船団と呼ばれるグループをつくり、「タイミングがよければ水路が複線化された部分ですれ違いのシーンに出合えるかも……」。

スエズ運河はパナマと違って閘門のない切り通し。なのに通航料はスエズの方が高いとか。合計3名の水先人やプロジェクタライトを整備するための電気技師、緊急時にもやいを扱うボートマンが乗り込む等々、知らないことばかりで期待が膨らみます。晩のコンサートでは、石垣島出身女性デュオ・やなわらばーの美声がギャラクシーラウンジを包んでくれました(同右下)。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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