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フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

島影望むエーゲ海の終日航海日

緯度:N 36度 51分

経度:E 24度 48分

天気:晴れ

気温:18.5度

速度:13.3ノット


海域:地中海

寄港地:終日航海日

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目が覚めると右舷側の自室に眩しい朝日が差し込んでいました。きょうも晴天。ですが風速20〜23m程度と風が強く、波も少々あるようです。波高自体は船旅に慣れた方ならきっと「ふつう」と評するであろう程度なものの、きょう寄港予定だったミコノスはテンダーボート利用の上陸で、残念ながらこの海象条件では難しく、寄港せずとなりました。

こんな時は変わり身の早さこそが旅を楽しむ秘訣です。朝一番にミコノス島を望んだあとは島々が点在するエーゲ海を航行し、昼にはミロのヴィーナスで知られるミロス島も間近で目視。船内では新たなプログラムが組まれ、午後にはカジュアルトーク「アーティストに聞いてみまSHOW」を開催。乗船中のエンターテイナーやゲストシェフのトークを楽しみました。

夜には飛鳥IIのロングクルーズではもはやお馴染みの平田耕治さん率いるバンドネオンコンサート(写真上)、さらに夜9時15分からはクラブ2100でのディスコ&ダンスパーティーも(同左下)。クルーズスタッフに加えてオフィサーたちも駆けつけて、お客様とのダンスの時間を過ごしていました。船は次なる寄港地、バレッタに向けて地中海を西進中です。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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