船上生活のリズムを作る各種教室。中には世界一周の間にリレー形式で複数の先生が担当するものもあります。囲碁教室とコントラクトブリッジ教室はいずれも一周を3区間に分けていて、きょうが最初の区切りです。横浜から担当してきた先生が次の寄港地で下船するため、その先生の担当としては最終回となるのです。
午前中に筆者がお邪魔したのは、桜井恒夫先生・詮子先生によるコントラクトブリッジ教室(写真左下)。経験者クラスの最終回です。6デッキ船尾のカードルームには6卓24席があって満員。皆さん慣れた手つきでゲームを楽しんでいました。教室の最後に両先生から挨拶があり、皆さんからは惜しみない拍手のお返しが。どうやらいい教室になったようですね。
また、伊藤庸二先生担当の囲碁教室(中級)も最終回。こちらは最後の山場でしょうか、遅れて覗きに行くと先生がお客様相手に10面指しのさなか(写真上)。コの字に並べ替えたテーブルの後ろにはギャラリーなのかオブザーバーなのか、勝負の行方を見守る教室参加のお客様も。真剣勝負の頭脳ゲームの魅力がひしひしと伝わる光景でした。