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フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ

緯度:N 38度 43分

経度:W 9度 7分

天気:曇り

気温:17.0度

速度:16.4ノット


海域:-

寄港地:リスボン

フォトエッセイ20180502-1

飛鳥IIは日の出直後の午前7時にテージョ川を遡りはじめ、9時にリスボンのクルーズターミナルに着岸しました。石畳と坂道と路面電車。いつ来ても美しい、歴史あるポルトガルの港町です。今回の寄港はオーバーナイトで翌朝10時の出航。なのできょう1日ゆったり観光できるはず。筆者は「リスボン・シントラ・ロカ岬1日観光」にご一緒しました。

世界遺産のジェロニモス修道院など市内の見どころを見学したあと、郊外へ。カモンイスの詩「ここに地終わり、海始まる」で知られるロカ岬(写真左下)を目指します。谷あいに色とりどりの建物がぎゅっと肩を寄せ合うシントラも、道すがらに訪ねました。王宮の入口で振り返ると、向かいの斜面に並ぶ建物たちの美しいこと!(同上)

ポルトガル料理の昼食がつく盛りだくさんの1日ツアー。どなたさまもご満足頂けたことと思います。筆者はさらに夜のリスボンの雰囲気を楽しむべく、帰船後に改めて外出しました。老舗のカフェで夕食をとり、高台のサン・ジョルジェ城へ。帰りの下り坂で、橙色の街あかりに浮かぶ路面電車にしばし見惚れてしまいました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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