昨夜はいくぶん波があったものの、小久江キャプテンの朝の船内放送によれば「昼ごろにはイベリア半島を回り込み、強風域から外れる予想」。その通りに海は次第に穏やかになってゆき、午後には船尾方向からの強い日差しがプロムナードデッキを鮮やかに照らしていました。見事な陰影に、思わずシャッターを切りました。
終日航海日の各種教室は相変わらずの充実ぶりで、きょうも沖縄伝統空手教室、一色伸幸「作文教室の講評会」、社交ダンス教室、ダイニングのスタッフによるウィスキー教室等々が船内新聞のスケジュール表を賑わせています。フラ教室はこのクルーズ前半の総仕上げ。名曲『ブルーハワイ』を一曲通して踊っていました(写真左下)。
また、午前中に空手教室を担当した知念賢祐さんが、夜にはギャラクシーラウンジに登場(同右下)。「欧州に渡った琉球空手の魅力とは…」と題されたショーで空手の原点とされる沖縄空手の歴史や思想を紹介し、お弟子さんとともに型の演武もしてくれました。息遣いや技のキレまで伝わって、音楽系のショーとはひと味違う個性的な魅力を体験できました。