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フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

バスク地方の名物オンパレード

緯度:N 43度 20分

経度:W 3度 1分

天気:曇り

気温:15.0度

速度:13.0ノット


海域:-

寄港地:ビルバオ

フォトエッセイ20180505-1

今朝8時、飛鳥IIはスペイン3つ目の寄港地ビルバオ港に到着しました。港は正しくはビルバオ郊外のゲチョという町にあり、ここには1893年築の世界最古の運搬橋・ビスカヤ橋が架かっています(写真上)。停泊中のデッキからも遠望できるこの運搬橋、たもとまで行くと、ワイヤーで吊られたゴンドラが人と車を乗せて行き来していました。

午前中の半日観光ツアーではこの運搬橋に加えて市内の見どころを見学。高さ12メートルもの“大きな仔犬”「パピー」が番犬のように座るビルバオ・グッゲンハイム美術館(同左下)、旧市街の大聖堂、バスク博物館を訪問しました。ツアー終了後には離班も可能だったので市内中心部でバスを降り、筆者はお昼時の街へと歩いてゆきました。

目的はバスク地方の名物料理ピンチョスです。旧市街のヌエバ広場を囲むピンチョス店はどこも大繁盛。立食のカウンターまで満席でした(同右下)。「ピンチョ(串)」の言葉どおり串刺しの、あるいはバゲットに載る凝ったミニミニ料理は種類豊富で実に美味。きょうが試合の地元サッカーチームの応援団で賑わう中、地元の味と雰囲気を堪能しました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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