フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(56)

プールデッキで飛鳥祭り

緯度:N 47度 10分

経度:W 5度 7分

天気:晴れ

気温:14.0度

速度:14.1ノット


海域:北大西洋

寄港地:終日航海日

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朝の時点で北緯46度。緯度としては日本を越えてサハリンと同じくらいの北方に飛鳥IIはいます。一般には荒れがちで知られるビスケー湾ながら周囲は至って穏やかで、「無事、揺れずに通過できそうです」と小久江キャプテンが言っていました。暖流のお陰で緯度から想像するほどは寒くない……とはいえ、やはりデッキはそこそこの肌寒さ。

あるクルーが「船乗りにとって季節は緯度で変わるもの」と話したように、少し前に常夏の海を旅した我々としては確かに北に上るにつれて季節が逆戻りする印象です。そんな世界一周クルーズだからこそ、イベントや教室は、季節も国も軽々飛び越えるのかもしれません。きょう午後に催されたのは、譚彦彬ゲストシェフによる中国料理教室でした(写真左下)。

そして夕方のメインイベントは「2018年世界一周クルーズ 飛鳥祭り」(同上)。よさこい、阿波おどり、ねぶたと日本の三大祭りを一度に楽しむ飛鳥IIならではのお祭りです。何日も前から有志のお客様たちが船内各所に集って練習を重ねてきただけに、どの踊りも華やかで迫力いっぱい。しばしビスケー湾の涼しさを忘れて、日本の踊りに酔いしれました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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