フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(85)

阿部パティシエの飴細工

緯度:N 44度 41分

経度:W 41度 18分

天気:晴れ

気温:7.2度

速度:17.6ノット


海域:北大西洋

寄港地:終日航海日

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大海を渡る終日航海日こそ、実はふだんと異なるイベントが見られる機会。例えばブリッジオープン(操舵室見学)などがそうですし、きょうレセプション前のアスカプラザで午前中から午後にかけて行われた飴細工のデモンストレーションもまさにそれ(写真上・右下)。お客様の前で見事な腕前を披露してくれたのは本船パティシエの阿部竜馬さん。

飴細工には和洋あり、見せてくれたのはフランス発祥とされる洋の飴細工。阿部さんはかつてフランスに渡ってお菓子の修業を重ねた方です。飴はとりわけ湿度の影響を受けやすく、作業はまさに繊細そのもの。「きょうは青色がよく出たので、それをベースに作って行こうと思います」。ヘッドセットでのトークを交えながらもその手は休むことがありません。

見学のお客様は時に応じて質問したり写真を撮ったり。「私はずっとやっていますから、飽きたらご飯食べに行ってくださいね」と阿部パティシエが冗談を言うように、作業はお客様の前だけでもお昼を挟んで延べ3時間半にもなりました。できあがった見事な作品はフォーシーズン・ダイニングルームの入口に飾られて、ディナーに華を添えてくれました。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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