今朝は日の出こそ水平線近くの雲に隠れていたけれど、空の一部をしばし真っ赤に染めました。その後ほどなくしてビル群が林立する新市街を左舷に見つつ、飛鳥IIはカルタヘナの港に着岸しました。岸壁では地元の踊り子さんたちが、鮮やかな色づかいのスカートを振りながらのダンスで歓迎(写真左下)。
ここコロンビアのカルタヘナは今回のクルーズ唯一の南米大陸の寄港地です。世界一周でパナマ運河の通航直前に立ち寄る港として、リピーターのお客様にはきっとお馴染みのことでしょう。かくいう筆者も度々訪れていて、それでも来るたびに色にあふれた旧市街の美しさに毎度心を奪われ、たくさんの写真を写してしまいます。
シャトルバスの発着地はラス・ボベダス(同右下)。かつて兵舎や武器庫として使われた細長い建物に、今ではたくさんの土産店が入っています。そこから歩いて馬車広場で時計塔を眺めたり、カフェでひと休みして有名なコロンビアコーヒーを味わったり。それにしてもきょうはとびきり暑い一日でした。14時に出港し、船はいま、明日のパナマ運河を目指して西進中です。