今朝早くに飛鳥IIはグアテマラのプエルトケッツァルに入港しました。筆者は昼食つきの「ティカル遺跡を訪ねて」に参加。小型のプロペラ機をチャーターして片道1時間のフライトで行く贅沢な日帰りツアーです。マヤ文明最大の遺跡として世界遺産にも登録されたティカル遺跡は、見事な晴天で私たちを迎えてくれました。
密林の中に神殿や宮殿、球技場などをもつこの遺跡、3〜8世紀ごろの最盛期には人口6万人にも達したそうです。写真上は登頂可能なII号神殿から真向かいのI号神殿を見渡したもの。I号神殿は入口にジャガーの彫刻があって「大ジャガーの神殿」とも呼ばれています。途中、文字通り吠えるような声をあげるホエザルの群れにも遭遇してびっくり(写真右下)。
今回の寄港はフエゴ火山の噴火の影響が心配されましたが、飛鳥IIでは情報収集に努め安全を確認しての入港となりました。古都アンティグアへの観光も滞りなく催行。船内では義援金の募集もありました。現地の方から「いま皆さんに観光に来て頂けることはとても有難く、私たちにとって最大の支援です」との言葉をいただいたと、後で聞きました。