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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

サンフランシスコ

緯度:N 37度 48分

経度:W 122度 24分

天気:晴れ

気温:19.0度

速度:0ノット


海域:-

寄港地:サンフランシスコ

午前5時40分頃、飛鳥Ⅱはゴールデンゲートブリッジの下をくぐり、サンフランシスコ湾に入りました。1846年、外洋船の船長だったジョン・C・フリーモントは、この海峡を見てイスタンブールの金角湾を思い出し、この土地をゴールデンゲート(金門)と名付けたそうです。そして私もまた当時のフリーモントと同じように、5月3日に訪れたイスタンブールの入港シーンを思い浮かべていました。
霧の町と称されるほど、夏には霧が多く発生するサンフランシスコですが、今日は朝から爽やかに晴れ上がり、絶好の観光日和の中、皆さんとバスに乗って市内観光へ出掛けました。
まずはダウンタウンの中心ユニオンスクエアと官庁街のシビックセンターを車窓から眺め、マーケット通りから坂を上がってツインピークスに到着します。ここも普段霧に覆われることが多いそうですが、今回はサンフランシスコの町を一望することが出来ました。次に、広大なゴールデンゲートパークを横切り、世界一美しいと言われるゴールデンゲートブリッジに到着します。1937年に完成したゴールデンゲートブリッジは、全長が2,737メートル、中央部の高さは67メートルあり、かつてクイーンエリザベス号が橋との隙間60センチのところを通り抜けたという記録が残っているそうです。少しだけ皆さんと一緒に橋の上を歩いてみましたが、大きいというよりは確かに美しいという印象でした。バスはその後フィッシャーマンズワーフに立ち寄り、レトロなゲームセンターを覗いたり、アシカが泳いでいるのを眺めたり、ホットドッグを食べたりして船に戻ります。
夜のボン・ヴォヤージでは、真っ赤な夕焼けと光り輝く街並みを眺めながら、ロマンチックな出港風景を楽しむ事が出来ました。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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