ハワイへの終日航海の2日目。サンディエゴ出港時にキャプテンが放送で教えてくれた通り、中6日のうち前半は天気が曇りがちのようです。きょうも朝から外は曇り空。鉛色とまではいかないまでも何となく霞んだ白っぽい空の下に、その空を映して若干控えめな群青色の海が横たわっている、という感じです。
しかし今日の予定は久しぶりのデッキディナー。晴れてもらわなければ困るのです。……という皆さんの願いが通じたのに違いありません。夕方に近づくにつれて雲は切れ、ついには鮮やかな橙色の夕日が射しました。ここまで練習を重ねてきたフラ教室・ウクレレ教室のお客様の発表の場も、見事な光に包まれています(写真上)。
そしてマル・プロダクションの皆さんがハワイ気分をいっそう盛り上げ、まさにその踊りと演奏のさなか、夕日が右舷側へと沈んでゆきました。ここ数日の船内で話題になった日没の瞬間に太陽のへりが一瞬緑色に輝く「グリーンフラッシュ」も出て、多くのお客様がご覧になったはず。最後の寄港地ホノルルに向け、気分は最高潮に達しています。