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フォトエッセイ

Cruise:2015年世界一周クルーズ(104)

インサイドパッセージ

緯度:N 51度 1分

経度:W 127度 47分

天気:晴れ

気温:14.0度

速度:13.5ノット


海域:太平洋

寄港地:終日航海日

午前5時、飛鳥Ⅱはセイモアナロウズと呼ばれるバンクーバー島と北米大陸の間における最も狭い海域を通過しました。この辺りはインサイドパッセージと呼ばれ、氷河が後退した後に残った数千の島々とフィヨルドによって、非常に入り組んだ海域となっています。飛鳥Ⅱはその中をゆっくり航行しながら、午後5時頃、ベラベラの町にやって来ました。ベラベラはとても小さな町ですが、子供たちが桟橋から海に飛び込んでいたり、海岸では海水浴を楽しむ人々の姿も見えます。ちなみにこの付近の海水温は19度ということでした。
夜には、ギャラクシーラウンジでベテランコーラスグループのデューク・エイセスのコンサートがありました。今年で結成60周年を迎えるということで、レパートリーは何と1,700曲近くにも及ぶそうです。まずは黒人霊歌から始まり、日本の歌シリーズ、東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」、そして旅の歌メドレーを、最後のアンコールでは「小さな世界」を歌い、皆さんとても懐かしそうに聞いていました。

著者紹介

大木 信哉

東京都江東区出身
1980年代より、インドネシアのバリ島をはじめ、アジア各地で人々の生活や文化などをテーマに撮影取材を続けている。
2012年には、写真展『心のキューバ』を、東京、大阪、福岡、名古屋の四都市で開催。
活動の場はアジアだけにとどまらず、ラテンアメリカにも広がっている。

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