オアフ島は天気の変わりやすさも有名です。市街からダイヤモンドヘッドまでを一望する高台・パンチボウルに今朝いちばんに上って見渡すと、山側から断続的に雨雲が流れて頭上を通り過ぎるのが分かりました。天気は15分ごとに変わる感覚です。飛鳥IIのいるアロハタワー周辺が雨でも、ワイキキビーチはぴかぴかに晴れていたりするのです。
雨で一度は展望台に背を向けたものの急に晴れ間が広がり、慌てて戻りました。不便な場所にもかかわらず自力でいらした飛鳥IIのお客様とばったり出会い、記念写真のシャッターをひと押し。お聞きすると、この丘こそがいま30数年ぶりに再訪が叶った「思い出の地」。格別の想いを胸に抱くお客様とこうして偶然ご一緒できたのも幸いでした。
午後は再開発で人気上昇中のカカアコ地区へ(写真下2点)。倉庫を改装したカフェやレストランが連なり、方々に大きな壁画が描かれています。そして夕方ついに横浜へ向けて出航すると、左舷側に絶景が。ワイキキのビル群からダイヤモンドヘッドに至る大きな虹が日本への船出を見送ってくれました(同上)。