世界一周102日間を通して続くロングラン教室の定番中の定番であり、常にひときわ熱気を帯びているのが社交ダンス教室です。終日航海日には毎日ずっと、午前中に入門・初級、午後に中・上級クラスを開催、会場となるクラブ2100にはあふれんばかりのお客様が集っています。きょうはその社交ダンス教室を覗いてみました。
教えているのは山下昌美・野上敏子の両先生(写真上、左下)。教室はすでに復習の段階で、午前中はブルース、ワルツ、タンゴなどの模範演技をしたあとにブルースを総仕上げ。「クルマで言えば1000ccと3000ccクラスの違い」「これだとスチャラカホイホイになっちゃう」など、山下先生のトークは相変わらず分かりやすくて絶妙。皆の笑いを誘います。
午後のクラスはワルツのスピンターンから練習開始。ホイスク、シャッセ、イチ、ニノ、サン……。野上先生の声に合わせて踊る皆さんの姿は真剣そのものでした。午前・午後とも最後は全員で記念撮影。クルーズ中に何度も「ダンスの先生は教えるのが本当にうまいんだよ」とお客様からお聞きしたように、皆さんの充足感が伝わる素敵な教室風景でした。