フォトエッセイを日々ご覧になる方なら気がつくかもしれません。昨日が27日できょうが29日。そう、昨夕19時38分に飛鳥IIは日付変更線を通過して、船内時間が日本と同じ日付になりました。西回りに地球を回って積み重ねた1時間後進の時刻改正、つまり1日が25時間になるオマケをここでまとめて帳消しにして計算を合わせます。
そんなきょうは、近づいてきた久々の日本に思いを馳せるイベントが盛りだくさん。盆踊り教室、昔遊びの時間、歌声広場の最終回。午後にはプールデッキで餅つき&盆踊り。晴れ渡った空の下、皆でついたお餅を美味しく食べました。餅つきにはオフィサーも参加。写真上、左端が小久江キャプテンで、左から3人目は川上ホテルマネージャーです。
キャプテンが、たまたま近くにいた筆者を急に呼び止め頭上を差しました。「ほら、空見てくださいよ」。ハロとも呼ばれる見事な丸い虹(写真左下)。思わず見上げて写真をパチリ。お客様も一斉に見上げています。当欄筆者は写真家ですが、天気の観察眼はキャプテンが一枚も二枚もうわての様子。これも船乗りの才能でしょうか、個人的にも驚く出来事でした。