入港時はあいにくの雨模様。といっても到着した時はほとんど雨も止んでいて、観光に影響はありません。まずはバスでメンデンホール氷河へと向かいます。湖畔から見た時は霧に覆われていた氷河も、ビジターセンターに着くと徐々に晴れてきて、わずか800メートルという至近距離から氷河の末端を眺めることが出来ました。ここは全長が19.3キロメートル、先端の幅が2.4キロメートル、氷壁の高さは30.4メートルという巨大な氷河で、グレイシャーブルー(氷河の青)の大きなクレバスが連続している様子まではっきりとわかります。氷河をたっぷり見学した後は、マコーリーサケ孵化場で遡上したばかりのシロザケを見学しました。
午前0時、アメリカ合衆国の独立記念日を祝う花火が打ち上げられると、赤や緑の光がジュノーの夜空を照らしました。飛鳥Ⅱは当初の予定を変更して、午前1時30分スワードへ向けて出港しました。