きょう7月3日は世界一周クルーズ102日間の最後の終日航海日。そう考えると、見慣れたはずの水平線もなんだか名残惜しく思えます。天気予報を見て、日本に近づくにつれて雲が増えるかなと思いましたが、進行方向を一望するビスタラウンジの眺めは朝から青一色。夕暮れ時は霞がかった空模様が日差しを弱め、美しい銀色の世界をつくっていました。
いよいよ下船準備で船内アクティビティは少なめ。とはいえ午前中には各寄港地で用意した記念品や飛鳥IIオリジナルグッズが当たるビンゴ大会がありましたし、夜にはロングクルーズの総仕上げとして皆さんお待ちかねのクルーショーも開催(写真3点)。ふだん船内各所で働いている彼らの意外な才能にびっくりです。
出し物は新入社員たちのロックバンド演奏、フィリピンクルーの華麗なダンス、ホテル部17名の劇団飛鳥『ミュージカル・リトルマーメイド』(写真左下)、客室係の女性たちによる歌(同右下)等々。締めの『あすか新喜劇 〜バッハ診療所〜』はとりわけ爆笑の渦(同上)。お客様に楽しんで頂きたいという心からの気持ちが伝わる、熱い熱いひと幕でした。