操舵室が1日2回1時間ずつ見学可能になりました。浅井船長、増山副船長はじめ航海士・操舵手が説明します。広い操舵室は計器類が並んでいて、お客様は丁寧に説明を聞いています。皆さん海図にも関心が高く、熱心に聞いています。ここでも船長と並んで写真を撮る希望者が行列を作ります。 撮影用に船長帽が用意されていて、これを被って写真を撮る人も多く、年配の男性は山本五十六になり、女性はかわいい船長さんのへの変身です。 若い航海士と話ができました。「飛鳥IIに乗れて幸せですし、面白いですが、貨物船時代も面白いです。9ヶ月間くらいで日本と外国を何往復もするのですが、この荷物が日本の力に成るのだと思うと張り合いがありました。」若い、頼もしい、航海士でした。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師