フォトエッセイ

Cruise:2018年世界一周クルーズ(102)

102日間世界一周、再びの横浜

緯度:N 35度 27分

経度:E 139度 39分

天気:晴れ

気温:29.2度

速度:12.7ノット


海域:-

寄港地:横浜

フォトエッセイ20180704-1

今朝早く、ついに日本の陸地が見えてきました。飛鳥IIは6時ごろには東京湾内へと進み、貨物船など多くの船が行き交う中を北上。対向の自動車運搬船が過ぎたところで大きく左に舵を切り、横浜ベイブリッジをくぐります。遠く離れた台風の影響で風こそ強いものの、多くのお出迎えの方々の姿が大さん橋の上にいるのが見えてきました。

声を揃えて「ただいま〜!」と叫ぶと、大さん橋からは「おかえり〜!」の声。飛鳥IIのデッキでは入港パーティーが行われ、お客様同士、あるいはお客様とクルーや講師との間で、たくさんのありがとうの挨拶が交わされていました。思わず涙ぐむ姿も方々に……。102日間をかけ、私たちは本当に世界を一周したんだなあという感慨がこみ上げます。

客室テレビの航路図では、航跡が世界を結ぶひとつの線になりました。ここで東日本のお客様を中心に半分以上の方々が下船されます。どうかご自宅までもお気をつけて、そしてまたいつかこの船上でお会いしましょう。飛鳥IIはその後定刻通り午後3時に踵を返して再び出航。このクルーズ最後の港、神戸に向けて太平洋を西へ航行しています。

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著者紹介

高橋 敦史

旅行媒体を主とするフリーランスの編集ディレクター・紀行作家・フォトグラファー。国内温泉旅行から海外のバックパッカー旅行、リゾート、豪華客船などまで経験豊富。写真雑誌『デジタル写真生活』元編集長であり、同誌ではディレクションから撮影・執筆も担当、平易な解説で支持を得る。現在では機内誌や旅行雑誌での海外ルポや編集長業を中心に活動し、温泉宿や旅先写真術、エッセイなどの連載も。また、クルーズ写真家として雑誌『Cruise Traveller』『クルーズ』などへ寄稿、ナショナルジオグラフィック単行本『世界の船旅』に写真提供。2014年ワールドクルーズより飛鳥IIの写真教室講師を務め、以後毎年ロングクルーズに乗船している。
上智大学文学部新聞学科卒、1972 年東京都生まれ。

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