フルート奏者、ベッティーン・クレメンのコンサートが開かれました。世界各地で演奏会を開催し、また一流オーケストラとも共演している実績があります。 85本のフルートを持っているというベッティーンは、この夜もステージ上に十数本のフルートを並べて色々な音を楽しませてくれました。写真は一番大きなフルートを演奏している時のものです。「アメイジング グレイス」で始まり、クラシックからポピュラーまで演奏しましたが、最後に巨大なフルートで「荒城の月」を演奏しました。低音で奏でる「荒城の月」は新しい世界でした。 彼女は日本が大好きで、今回の大震災で被害にあわれた方たちの早い復興を祈ります…とお見舞いの言葉がありました。客席からは大きな拍手が沸き起こりました。
著者紹介 水島 和實 東北大学卒業。会社員を定年退職後に写真を撮り始め、桜、紅葉、滝などの風景を中心に撮影。2002年世界一周クルーズ、2003年アジアグランドクルーズ、2004年ハワイ・アラスカグランドクルーズ、2005年オセアニアグランドクルーズ、2006年アジアグランドクルーズ、2007年オセアニアグランドクルーズ、2008年世界一周クルーズ、2010年アジアグランドクルーズに「飛鳥II」写真教室講師として乗船。 本フォトエッセイの連載は今回で7回目となる。 ■写真集/ ■その他/ 「滝 永遠との出会い」 「ワンダーフォト」主催 ラビー八重洲写真教室講師