まずは、小川クルーズディレクターの挨拶とトークから始まり、プロダクションショーの「クラシカルモーメント」は、チャイコフスキーの「白鳥の湖」から、エルガーの行進曲「威風堂々」まで、最後のフォーマルナイトにふさわしい華やかなショーとなりました。中村大輔船長が挨拶の後、今回のクルーズは本当に天候に恵まれたという話をされて、最後は皆で「蛍の光」を歌いながら終了です。いよいよ2015世界一周クルーズも終わりが近づいて来ました。
夜になると、ギャラクシーラウンジで清塚信也さんの2回目のピアノリサイタルがありました。
今回は、映画「戦場のピアニスト」より、ショパンの「ノクターン第20番~遺作~」、続いて、映画「海の上のピアニスト」より、モリコーネの「愛を奏でて」の2曲で始まり、ドビュッシーの「月の光」、そしてフォーシーズンズメドレー、清塚信也作曲の「恋」を披露、それから前回時間切れで演奏できなかったベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」より第3楽章では、エネルギッシュな演奏に思わず圧倒されてしまいます。クラシックばかりでなく、ガーシュウィンメドレーではジャズも聴かせてくれて、感動的なリサイタルとなりました。